
昔から、冬至にはかぼちゃを食べて、柚子湯に入ろうという風習がありますよね。そこで2021年の冬至はいつなのか?そしてカボチャを食べてどうなるの?柚子湯に入るとなぜいいの?について紹介していきます。
2021年の冬至はいつ?
2021年の当時は、12月22日(水)です。
冬至は二十四節気の一つで、一番長い夜にあたる日です。反対に夜が一番短い日は夏至と言います。この夏至が過ぎると、おばぁちゃんから教えてもらった言い回しで「畳のめ一つづつ日が短くなるんだよ」と記憶しています。

最近は本当にすぐに暗くなり寒くなりましたよね。都会にいるときは、街灯などで明るくて昼も夜もそんなに暗いって感じではありませんでしたが、田舎に住んでみると、これがすごくよくわかる。特に月が出ていない新月なんかは真っ暗ですよ。
かぼちゃを食べる理由は?
栄養がいっぱいで、風邪をひかないようにと風習が昔からあるようですね。
小豆には、「鬼毒を殺し痛みを止める」と記載されているほど厄払いの効果があるようで、かぼちゃと小豆を一緒に炊いて作る「いとこ煮」が美味しいですよね。
このいとこ煮の名前って?なんで、かぼちゃと小豆がいとこなの?と考えさせらてたことがあります。理由は、初めにかぼちゃを炊いてから、おいおいに小豆を入れて炊くからだそうです。このおいおい→甥 で いとこ になったそうですよ?
柚子湯に入る理由は?
柚子湯に入る習慣は、日本では江戸時代からあったそうですね。風邪をひかないために入ったと昔から言われていますが、柚子の香りは邪気を払うとされていたことと、柚子は実をつけるまで長い年月がかかるために、長年の苦労が実りますようにという思いが込められていたという俗説もあります。
柚子の実が実までにどれくらいかかるんでしょうね。
「桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、柚子の大馬鹿十八年、蜜柑のまぬけは二十年」という言葉を耳にしたことありませんか?柚子は植えてから花を咲かすのに8年そして実をつけるのに8年かかると。これは、たとえで言い表しているだけで本当にそんな長い年月がかかることはありません。
寒い冬を乗り切ろう!
今年の冬も寒そうです。冬至の12月22日には、かぼちゃと小豆で作った「いとこ煮」を食べて、柚子湯に入って温まり、風邪をひかずに冬を乗り切りたいですね。
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