ホラー映画「リング」の中に出てくるお馴染みの井戸。
あの井戸にはモデルとなった場所があったようですが、その場所とは?
そして映画の中で、貞子の母山村志津子が大勢のメディアの前で超能力の実験公開を行う場面があります。
千津子にはモデルとなった実在人物が存在しており、千里眼事件を元ネタにしていると言われています。
その千里眼事件とは?
「リング」のモデルとなった井戸は存在するの?
決定的な場所は断定できませんでしたが、一番の有力情報として、茨城県の笠間市にある、佐白山(笠間城跡)がモデルとなっているようです。
この笠間城跡は心霊スポットとしても有名で様々な霊的な現象が起きたり、心霊好きが訪れる有名スポットのようですね。
画像で見る限り、かなりそれっぽい印象ですね。
笠間城跡には井戸が7つあり、全てを見たものには呪いがかかるなどの都市伝説もあるようです。
心霊スポットには、あまり近づかないほうがいいと思います。
千里眼事件とは実際の出来事?
山村千津子の実在したモデルは、御船千鶴子といい、明治時代の超能力者とし名を馳せていました。
御船千鶴子は1886年(明治19年)7月17日に生まれ、1911年(明治44年)1月19日に服毒自殺にて24歳という若さで亡くなっています。
御船千鶴子は義兄の催眠術によって透視能力を得ます。
彼女が22歳のときに陸軍歩兵中尉と結婚します。
夫は結婚後わずか3週間で外地の守備隊に転属、同居していた舅や姑からは疎まれる日々が続きます。
ある時、夫の財布から紛失していた50円が、姑の仏壇にあることを言い当ててしまい姑からは逆に盗みの疑いをかけられ自殺未遂してしまい、結果離縁され実家にもどることになります。
実家に戻った頃の出来事、商船・常陸丸の遭難が世間を騒がせていました。
熊本を本拠とする第6師団の兵士が常陸丸に乗船しているか否かを的中させたことにより地元で話題となります。
また不調だった炭鉱経営者から依頼され「もう少し南に真っ黒い塊がみえる」と大規模な石炭層も発見したという話も残っています。
彼女は修練を重ね、福来友吉教授などの学者とともに超能力実験を行うようになります。
ある日、大勢のメディアの前で公開実験を行うことになりますが失敗に終わり世間から避難を浴びることになります。
結果千鶴子は、新聞を始め世間からの激しい批判に耐えきれなくなり自殺しました。
御船千鶴子に本当に透視能力があったかどうかは謎のままです。
まとめ
「リング」元ネタとなった千里眼事件は実際の出来事でした。
映画の内容自体は実際とは異なり、呪いのビデオの事実は確認されていません。
実際に映画のような「貞子」が現れたら恐怖ですよね。
1998年に公開された映画「リング」は今でも何かと話題にあがりますね。
2022年3月には、Behaviour Interactive開発による非対称型対戦サバイバルホラーゲーム「Dead by Daylight」と「リング」のコラボし配信される予定です。
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