伏見稲荷大社の千本鳥居知ってますか?その歴史と意味は?

京都で初詣に行くといえば、伏見稲荷大社ではないでしょうか。

例年正月三ヶ日で約250万人の参拝客で賑わう伏見稲荷大社ですが、昨年はコロナ禍の影響もあり人出は例年の2割ほど。

そんな伏見稲荷大社で有名な千本鳥居をご存知でしょうか?

千本鳥居の歴史と意味について紹介します。

目次

伏見稲荷大社とは

京都の伏見区にある稲荷大社の総本宮。

「お稲荷さん」は全国に30,000社はあると言われています。

伏見稲荷大社の歴史

伏見稲荷大社の創設は諸説ありますが、奈良時代(711年)に朝鮮半島から渡来してきた高度な技術と経済力を持った秦氏が稲荷山の三ヶ峰に稲荷大社を祀ったことが始まりであるとしています。

この奈良時代って、「古事記」が作られた時代です。

歴史の好きな人にとっては、古事記によって日本の歴史が書き換えられているというミステリー的な話題にも興味があるのではないでしょうか。

鳥居とは

鳥居とは、「通り入る」という意味をもち神の聖地・聖域の境だと言われています。

実は他にも色んな説があるため、事実ははっきりとはしていないのです。

古事記の説では

古事記の「天岩戸開(あまのいわとびら)き」では、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩戸に隠れたとき、鳥を止まり木で鳴かせたところ、それによって大御神が岩戸から出てこられたことから、以後神前には鳥の止まり木をつくるようになり、それが鳥居になったといわれています。

伏見稲荷大社の鳥居は朱色ですが、元々は木の素材そのままの鳥居が一般的だったようです。

日本では赤色は魔除けの色と考えられており神社仏閣や宮殿などに持ちられてきた色です。

木の鳥居以外でも石の鳥居で有名なのが大阪の四天王寺です。

お寺なのに鳥居があるので七不思議として有名ですね。

本当に千本の鳥居が並んでいる?

伏見稲荷大社の千本鳥居は、本当に千本なのでしょうか。

調べてみたところ、実際には千本鳥居自体は800基ほどらしいです。

「千本」というのは「数えきれないほどの数」の例えとも言われています。

千本鳥居自体、建て替えや新たに奉納されたりと数は入れ替わるようですね。

日本にある有名な大社

伏見稲荷大社には、大社という言葉がつきますが、本来大社を指すのは出雲大社だけで、神宮も伊勢神宮のみを指す言葉だったらしいです。

現在では、規模の大きい神社を大社とつけて読んでいるようですね。

日本でも有名な大社は大阪府にある住吉大社、長野県にある諏訪大社が有名です。

まとめ

コロナ禍で人混みを避けて参拝できる機会も多いと思います。

チャンスを狙って、この素晴らしい千本鳥居の中を歩いてみるのもいいですよね。

この千本鳥居の先にはパワースポットが待っています。

神様からパワーを頂きたい方は、参拝マナーを守り行ってみてくださいね。

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